バイクを処分したい場合、費用を見込んでおく必要があります。
ただ、実際にどの程度の費用がかかるかはなかなかわからないものですよね。
ここでは、バイクの処分に関連する価格について解説します。
バイク処分で発生する費用を知る前に、まずはバイクを処分するためにどのような方法があるのかを知ることが重要です。
その方法によって、トータルの価格が変動する事になります。
なるべく費用を抑えたい場合、より最適な方法を選択することが望まれます。
主なバイク処分の方法としては、以下の4つです。
バイクの解体処分とは、バイクを部品単位に解体して処分する方法となります。
バイクを故障などで動作できなくなって処分したい場合でも、まだ正常に使用できるパーツが残っている場合があります。
それを廃棄するのはもったいなく、業者によっては解体して使用できるパーツと使用できないパーツを選別して、使用できるものは再利用に回すことがあるのです。
また、再利用せず鉄くずとして量り売りする場合もありますが、1台のバイクで高い場合は10万円以上の利益となることもあります。
廃車処分とは、バイクには手を付けず、登録上で廃車として使用できなくなくする方法です。
バイクの廃車手続きは車とは違い、面倒な作業が少なく比較的簡単に行なえます。
廃車の種類としては、一時的な抹消と永久的な抹消の2つがあります。
一時的にバイクを使用しなくなる場合は一時的に廃車扱いとして、もし乗る見込みが完全になくなった場合は永久的な廃車扱いとなるのです。
リサイクル処分とは、解体処分と似たような形で、バイクを引き取って鉄くずなどで量り売りして利益を得ています。
解体処分と大きく違うのは、リサイクル処分はバイクだけでなく、さまざまな機械を対象として処分を行っているのです。
よって、バイクの価値を理解していない業者が多いのが実情です。
無料処分業者への依頼とは、所有しているバイクを無料で引き取り対応してもらう方法となります。
処分、整備してもらうことで、乗ってたバイクが海外で第二の人生を送ることができ、持ち主にとっては嬉しい側面です。
バイクの解体の価格は10,000円~20,000円程度が一般的です。
解体してもらうのであれば費用がかかって当然と考えがちですが、バイクの解体処分は業者にとってはお金になる作業です。
場合によっては、一台のバイクで10万円以上の利益を出すこともできるので、依頼者側からすればその事実を知らずに依頼すると、余計な費用を払うことになりかねません。
よって、10,000円程度で作業を依頼するのがベターで、もし20,000円近くの費用が請求される業者の場合は、依頼を避けるようにしましょう。
バイクを廃車する場合、排気量によって価格が異なります。
概ね手数料で500円程度、用紙代で100円程度の費用を見込んでおく必要があります。
250cc未満のバイクの場合では用紙代はかかりませんし、廃車証明を発行する手数料もかからないです。
以上の費用は、一時抹消でも永久抹消でも同様の金額となります。
ただし、永久抹消してバイク自体が不要になれば、そのバイクの処分費用が必要です。
よって、別途解体処分などが必要になるということですので、トータル価格が高くなる傾向にあります。
費用をかけずにバイクを処分する方法として無料処分業者に依頼する方法がありますが、本当に料金がかからないのでしょうか?
例えば鍵がなくて動かないもの、エンジンがかからないもの。
一見、処分に費用がかかってしまうように思いますが、こういったバイクも無料で引き取ってもらえます。
また車検証やナンバープレートがないものまで無料で引き取ってもらうこともできますし、忙しくて立ち会えない方には立会い無しでの引き取りも可能になります。
さらに弊社のように引き取りの際の出張費まですべて無料の業者もあります。
なぜ、すべて無料なのかと疑問に思うかもしれませんが、引きとったバイクはレストア車として部品をリサイクルして利用したり、整備して海外に輸出され利用されるからなのです。
また面倒な手続きやナンバーがない場合も専門の知識のあるスタッフが丁寧に教えてくれるのも安心です。
費用を発生させることなく処分できる方法は魅力的だと言えます。
バイクを処分する場合、さまざまな方法が用意されていますが、今後の利用状況などを考えて最適な方法を選択する必要があります。
バイクを処分する際には、一度無料処分業者に相談することをおすすめします。