自宅に動かないバイクを保有されている場合、処分したいですよね。
コレクションするのも悪くありませんが、狭いスペースしか確保できない場合は、邪魔になってしまうものです。
では、動かないバイクはどのようにして処分すればよいのでしょうか?
この記事では、動かないバイクの処分方法と、処分方法別のメリットとデメリットについて解説します。
実際に動かないバイクを処分する際に、業者を選定する必要があります。
大きく、業者としては以下の4つがあります。
それぞれの方法におけるメリットとデメリットについて解説します。
自分にとって不要なものであっても、他の方からすれば値打ちがあるというケースがあります。
バイクも同様であり、すでに動かなくなったので価値がないと判断しても、実はそれがほしいと思っている方がいる場合があるのです。
特に、希少価値が高いバイクの場合は、例え動かなくてもコレクション用に購入したいというニーズがあります。
また、自分では直せないものの、プロが整備すれば動くようになったり、使用できる部品だけを部品取りしたいという場合もあります。
そこで、動かなくなったバイクであっても、買取業者に買い取ってもらうことで値段が付く可能性が高いです。
もし値段が付かなくても、無料で引き取ってもらえるケースもあります。
買取業者としても、買い取った後に整備して販売したり、部品取り用に使用したいため、動かなくても買い取ってくれる場合があるのです。
業者数も多く、依頼しやすいというメリットもあります。
買取業者の場合、場合によってはバイクを売ることで利益を得ることができる反面、業者によっては買い取ったバイクをどのように利用するのかが不明なケースがあり、不安に感じるものです。
そこで、安心して処分できる業者を選びたい場合、指定引取場所に持ち込んで処分してもらうのがおすすめです。
指定引取場所とは、公益財団法人自動車リサイクル促進センター指定した、引取場所となります。
引き取った後は、基本的にリサイクルされるためにエコという観点でも利用したい方法ですね。
実際に、引取後の処理状況は公表されており、安心感が高いです。
指定引取場所では、無料で引き取ってもらえる反面、指定場所までバイクを運ぶ必要があります。
もし搬送を依頼する場合、有料になるので注意してください。
そこで、自宅にトラックなどがあるケースでは、無料で搬送して引き取ってもらうことはできます。
指定引取場所と同様に、廃棄二輪車取扱店でも引き取ってもらえます。
参加事業者が国内販売した廃棄二輪車リサイクル料金については、二輪車リサイクルマークがなくても廃棄時無料引取してもらうことも可能です。
ただ、それ以外のケースでは費用がかかることもあるので注意してください。
また、指定引取場所と同様に搬送を依頼する場合は費用が発生します。
無料処分業者は、処分することを専門的に行っている業者です。
無料処分というだけに、動かないバイクであっても無料で処分してもらうことが可能です。
また、ほかの方法と違って、複雑な手続きが不要で、かんたんに処分できます。
スピーディーな処分を行いたい場合は、無料処分業者もおすすめです。
無料処分業者を選ぶ際には、まずはこちらのニーズに応じてくれる業者を選ぶことが重要です。
いくら無料で処分してくれると言っても、業者の都合に合わせて手続きしなければならない場合、余計な手間がかかることも多いです。
その点で、こちらのニーズを聞き入れてくれる業者の方が、スムーズに取引できます。
次にこだわりたいのが、信頼できる業者かどうかです。
お互い、信頼関係を持って取引できるかが重要ですが、情報の取り扱いなどがずさんな業者の場合は、個人情報の流出リスクもあります。
利用する業者の評判などをしっかりリサーチした上で、利用することが重要です。
ほかにも、廃車の手続きを代行してくれる業者のほうが、自分で手続きをすることなく処分することができておすすめです。
このように、選ぶ業者によっては費用だけでなく処分までの時間にも影響するために、慎重に選ぶことが望まれます。
動かないバイクの処分を行う場合、業者選びはとても重要です。
無料で処分できる業者も多いのですが、しっかりリサーチして利用しなければ、後で損する場合もあるので要注意です。
原付を処分する際には、一度無料処分業者に相談することをおすすめします。