バイクの雰囲気を変えたい場合、カウルを交換したり外したりすることがあります。
カウルを外してネイキッド仕様にすると、軽い印象を与えることもできますよね。
また、事故などによってカウルにキズが付いたことによって、交換するケースもあります。
カウルを交換した場合、どのようにして処分すればよいのでしょうか?
この記事では、カウルの役割やカウルを処分する方法について解説します。
そもそも、バイクのカウルとは一体どのようなものを指すのでしょうか?
ここでは、カウルについて改めて解説します。
カウルとは、バイクの車体を覆うように備え付けるパーツのことを指します。
カウル以外にも、以下のような名称で呼ばれることが多いです。
カウルにはいくつかの種類が存在し、形状や取り付ける場所によって微妙に名称が異なります。
ただ、総称してカウルと呼ばれることが多いパーツです。
カウルは、ただ飾りのために使用しているわけではありません。
カウルの形状をよく見ると、曲線を活かした形状となっていることが分かります。
なぜ独特な形状としているかといえば、流体力学を考慮した紡錘形となっており、走行中の空気抵抗を減らしているのです。
空気抵抗が高くなると、バイクを走行する際に速度が上がりにくくなります。
一般道を走行するのであればさほど気にならないかもしれませんが、少しでも早いスピードで走行することを目指すバイクレースにおいては、カウルは必需品です。
他にも、カウルは前からの風を遮ることができため、冬場に走行する際に風が体に当たって体温の低下や体力が低下することを、カウルにより軽減することができます。
カウルに使用されている素材には、主に以下3つがあります。
カーボンは、炭素繊維を配合して作られるプラスチック樹脂です。
金属よりも軽量であり、さらに金属と同じ強度を持つ素材ですので多少の事故等でも破損しにくく、ライダーの身を守る素材となっています。
ABS樹脂は樹脂プラスチック素材であり、物理的な衝撃に強いのが特徴です。
腐食性の化学物質に対しても耐性があるために、自由な形状に加工しやすくなっています。
また、価格が安価であり軽量な素材であり、主にレース用バイクで用いられることが多いです。
FRPは繊維強化プラスチックであり、プラスチック樹脂に対してガラス繊維やアラミド繊維を配合しています。
デザインの自由度が高いことで魅力的なカウルが多く、また低コストであるため一般的なバイクでも広く活用されています。
カウルの種類としては、以下のようなものがあります。
フルカウルとは、エンジン部分を含めてバイク全体を覆い被さるような形状となります。
一方で、ハーフカウルとはフルカウルからエンジン下に取り付けるアンダーカウルを外したような形状のことを指します。
ビキニカウルとは、ハーフカウルと同じくバイクの上部のみを覆うカウルのことで、メーターやヘッドライト周辺に取り付ける小型のカウルです。
他にも、アンダーカウルやシートカウル、リアカウル、テールカウルなどの種類が存在します。
もしバイクのカウルが不要になった場合、主に以下の方法で処分することが可能です。
バイクのカウルは、一般ごみとして処分できます。
1辺が30cmを超えると、粗大ごみ扱いとなりますが、カットしてダウンサイジングすることで資源ごみとして処分する方法もあります。
カウルは、事故などで破損したり雰囲気を変えたいために欲しいというニーズが高いパーツです。
特に、限定モデルで取り付けられているカウルを欲しいという個人は多く、オークションで取引されています。
オークションでは、売益を得ることができるだけでなく、希少価値の高いカウルの場合は高額での取引も期待できます。
バイクパーツの専門業者に、処分を依頼することができます。
カウルの状態によっては、廃棄でなく買取してもらえる可能性があります。
バイクパーツに限らず、基本どのようなものでも回収してもらえる廃品回収業者に出して処分する方法があります。
基本的には無料で引き取ってもらえるようですが、有料の場合もあるので事前に確認をしたほうが良さそうです。
カウル単体ではなく、バイク自体を処分するのであれば バイクと一緒に無料処分業者に引き取ってもらう方法が有効的です。
カウルの有無に限らず、無料で処分してもらえるので手軽に処分することができます。
カウルの処分方法はいくつか存在しますが、より手軽に処分する方法としてバイクと一緒に無料処分業者に引き取ってもらう方法がおすすめです。
バイク処分.comでは、お客様が処分したいバイクと合わせてカウルも一緒に引き取り処分しているので、お困りの場合はバイク処分.comにお気軽にご相談ください。
tag: バイク カウル 処分