バイクを廃車にする場合、タイミングを見計らうのが重要です。
特に、税金や自賠責保険などの支払いタイミングに合わせて廃車しないと、無駄な費用が発生しかねません。
では、もし自賠責保険の契約途中で廃車にする場合、支払った保険料は戻ってくるのでしょうか?
この記事では、バイクの廃車における自賠責保険の扱いについて解説します。
自賠責保険については、原付も含めてすべてのバイクに対して加入が義務付けられています。
交通事故で被害者が出るケースにおいて、被害者を補償する内容となります。
限度額が定められた対人賠償が目的となるので、物損事故は対象外です。
原付のケースでは、1年契約で7,280円、3年で12,410円が保険料となりますが、保険の残り期間が1カ月以上残ってるケースでは、解約返れい保険料が返金されるのです。
また、保険をかけているバイクを廃車手続きすることが必須条件です。
保険料の返金を受けるためには、まずは廃車手続きが必要です。
廃車手続きは、ナンバープレートを管轄している市区町村の役所において手続きします。
手続きが完了すると、廃車証明書の発行を受けることができますが、廃車証明書が自賠責保険の返金を受けるために重要な書類の1つです。
同時に、自賠責解約時には以下の書類が必要になります。
自賠責保険証明書
保険標章(250cc以下のバイクで必要)
廃車証明書
各保険会社所定の口座振込申込用紙
廃車時にナンバープレートを返却しますが、その際には保険標章を忘れずに剥がしておくことを忘れないでください。
自賠責保険は法律で加入が義務づけられていることから、契約している保険会社に関係なく解約返戻金は同額となります。
まずは、以下の計算式で残り月数を算出します。
残りの契約日数(月数) = 自賠責保険契約満了日 – 自賠責保険解約日
そして、残りの契約月数に1ヵ月分の料金を掛けた値が返金されます。
概ね、申請から1週間程度で指定口座に返金されることが多いです。
バイクを廃車にする場合、軽車両税などの税金は返金されませんが、自賠責保険は返金を受けることが可能です。
ただ、返金を受けるためには手続きが必要であり、面倒な作業も伴います。
もし返金手続きを受けたい際には、気軽に無料処分業者に相談することをおすすめします。
tag: バイク 廃車, バイク 廃車 手続き 自賠責